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2025.12.08

2025 ISA World Junior Surfing Championship – DAY-2

2025 ISA World Junior Surfing Championship(WJSC)は大会2日目を迎え、会場のプンタロカスには6~8フィートの力強いスウェルがヒット。メインピークとTOWER-2「エル・ボスケ」のインサイドレフトの両会場でハイレベルな戦いが繰り広げられた。この日は、U18女子およびU16男子のメインラウンド1が終了。さらにU18男子は22ヒート、U16女子は19ヒートが進行した。

Photo:ISA / Pablo_Franco

TOWER-1 プンタ・ロカス
本日のコンディション:前日よりサイズアップ。朝は無風、昼前からオンショアへ変化

高橋結奈 Photo:ISA / Jersson Barboza

U-18 GIRLS R-1 H-32 高橋結奈

今回が最初で最後の世界ジュニア出場となる高橋。練習時からプンタロカスのスケールの大きな波、そして世界トップレベルの選手たちに圧倒され、人生で一番と言っていいほどの緊張の中で迎えたヒートだった。

この日が大会で最もサイズがあった時間帯だったが、波に臆することなく果敢にチャレンジ。徐々に自分のリズムを掴み、ラウンドアップを決めた。持っている実力の一部しか出せていない中でもスコアに繋がったことを自信に、次戦では彼女らしいサーフィンを存分に見せてほしい。

小野里弦 Photo:ISA / Pablo Jimenez

U-18 BOYS R-1 H-  8 小野里弦

自分のヒートよりかなり前から海を観察し、コーチのミゲルから教わった呼吸法で緊張をコントロール。入念なアップを経て、作戦通りにヒートをコントロールした。

波選びからライディングまでミスのない安定した試合運びを披露。昨年の世界ジュニアからの大きな成長を感じさせる内容で、今後の活躍が非常に楽しみだ。

足立海世 Photo:ISA / Jersson Barboza

U-18 BOYS R-1 H-12 足立海世

日本チームのキャプテンとして迎えた、この日のメインピークでの最終ヒート。全体的には波数が多い一日だったが、このヒートは潮止まりで波の少ない難しい展開となった。

それでも冷静に状況を分析し、ヒートの中でベストとなる2本を確実にスコア。技術面だけでなく、辛抱強さや客観的な試合運びなど“勝つ力”の成長を強く感じさせる内容だった。今大会でのさらなる活躍に期待が高まる。

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TOWE-2 エル・ボスケ

本日のコンディション:波はレフトオンリーのブレイク。サイズ はセットで頭オーバー

前日に比べ一気にサイズアップ。セットが入るとピークからウェイティングゾーンまでクローズアウトするハードコンディション。一方で、ヒートによっては波が止まりスローになる時間帯もあり、その場の状況を見極めたポジショニングと波選びが勝敗を大きく左右する一日となった。

髙井汰朗 Photo:ISA / Pablo Jimenez

U-16 BOY R1 H-32 髙井汰朗

パドルアウト時は波数が多かったものの、ヒートスタートと同時に一転してスローな展開に。そんな中でもアウトサイドのポジションをキープし、序盤からライディングを重ね良いリズムを構築。中盤にはワイプアウトも重なったが、後半に6点台のスコアをまとめ、見事1位でラウンドアップを決めた。

馬場心 Photo:ISA / Jersson Barboza

U16 GIRLS  R1 H-  4  馬場心

ヒート前は緊張感が伝わってくる様子だったが、試合が始まると一転。アグレッシブに奥のポジションを取り、積極的に波を掴んだ。中盤には質の高いレフトを捉え7点台をスコア。最後はワイプアウトでバックアップを伸ばせなかったものの、堂々の1位通過となった。

石井有沙 Photo:ISA / Jersson Barboza

U16 GIRLS  R1 H-13 石井有沙

海に入る前に立てていた作戦通りの展開とはならず、相手選手に先行される形で試合は進行。後半にかけて徐々にポイントを伸ばし、2位でラウンドアップを果たした。本来のパフォーマンスを出し切れなかった分、次のラウンドでの巻き返しに期待がかかる。

大会はまだ序盤戦。厳しいコンディションの中でも、日本代表選手たちは確かなパフォーマンスを発揮している。今後の戦いからも目が離せない。

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12月7日(日) DAY-2結果

U-18 GIRLS 

H-32 高橋結奈 2位→R-2 H-16へ

U-18 BOYS 

H-  8  小野里弦 1位→R-2 H-8へ

 H-12 足立海世 1位→R-2 H-12へ

U-16 BOYS 

H-32 髙井汰朗 1位→R-2 H-15へ

U16 GIRLS 

H-  4  馬場心 1位→R-2 H-4へ

H-13 石井有沙 2位→R-2 H-14へ

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12月8日(月) DAY-3 スケジュール

TOWER1:プンタ・ロカス は

U-18 BOYS R-1(H-23から36まで)→U-16 BOYS REPECHARGE RP-1(H-1から16まで)

U-18 BOYS R-1 H-32 岡野漣(10:00AM / 日本時間 0:00)

TOWER2:エル・ボスケは

U-16 GIRLS R-1(H-20から32まで)→U-18 GIRLS REPECHARGE RP-1(H-1から16まで)

                                               →U-18 BOYS REPECHARGER RP-1(H-1から7まで)

U16 GIRLS H-32 草深心虹(11:00AM / 日本時間 1:00)

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※今大会はリパチャージ(敗者復活戦)はR-1のみ。その後はノックアウト方式で勝敗が決まる。

ペルーとの時差は14時間。ペルーの朝7時は日本時間で21時。

大会ライブは下記から。

大会URL: https://isasurf.org/event/2025-isa-world-junior-surfing-championship/

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日本代表選手:

U18 Boys

小野里弦(おの りお)

足立海世(あだち かいせい)

岡野漣(おかの れん)

U18 Girls

高橋結奈(たかはし ゆな)

池田美来(いけだ みらい)

松野杏莉(まつの あんり)

U16 Boys

髙井汰朗(たかい たろう)

佐藤賴斗(さとう らいと)

松野太郎(まつの たろう)

U16 Girls

馬場心(ばば こころ)

草深心虹(くさふか みく)

石井有沙(いしい ありさ)

スタッフ:

ディレクター:大石純也

コーチ:河村海沙、大村奈央

カメラマン:緒形清、難波聖

トレーナー:前原優湖

栄養士:近藤知佳

マネージャー:岡野宣正

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大会名称:2025 ISA World Junior Surfing Championship(WJSC)

日程:2025.12/5-14 

会場:ペルー共和国 プンタ・ロカス

主催:International Surfing Association(国際サーフィン連盟)

ISA大会 HP:https://isasurf.org/event/2025-isa-world-junior-surfing-championship/

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この事業は「JSC競技力向上事業助成金」を受けて実施しています。