2025.12.07

JPSA さわかみ S.LEAGUE 25-26《S.ONE》第3戦「鴨川プロ」で西優司、野中美波が優勝！準優勝に西慶司郎、中塩佳那！

西優司、野中美波　Photo : JPSA / S.Yamamoto

千葉県鴨川市東条海岸（マルキポイント）にて開催されたJPSA さわかみ S.LEAGUE 25-26《S.ONE》第3戦「鴨川プロ」は大会最終日を迎え、全日程を終了した。コンディションは次第にサイズダウンし、限られた波をいかに有効に使えるかが勝敗を大きく左右する展開となった。

野中美波　Photo : JPSA / S.Yamamoto

中塩佳那　Photo : JPSA / S.Yamamoto

野中美波　Photo : JPSA / S.Yamamoto

女子ファイナルは、野中美波と中塩佳那の対戦。慎重な立ち上がりの中、試合を動かしたのは野中だった。サイズのある波を的確に捉え、キレのあるマニューバーを重ねて高得点をスコア。後半にはさらに完成度の高いライディングを披露し、ヒートを主導する。中塩もグランドチャンピオン経験者として意地のサーフィンを見せたが逆転には至らず、野中が今大会のタイトルを手にした。

西優司　Photo : JPSA / S.Yamamoto

西慶司郎　Photo : JPSA / S.Yamamoto

西優司　Photo : JPSA / S.Yamamoto

男子ファイナルは、西慶司郎と西優司による兄弟対決が第2戦に続いて実現。波数の少ないコンディションの中、慶司郎はポテンシャルの高い波を待つ戦略を選択。一方の優司はアクティブに波を探し、右へポジションを移動すると、今大会ハイエストとなる9.00ポイントをマーク。バックアップスコアも揃え、主導権を握る。慶司郎も追い上げを図るが点差は埋まらず、西優司が第2戦・静波ウェイブプールに続く大会連勝を飾った。