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2025.09.24

WSL 「Mera Group Corporation The Open Hyuga Pro Junior」で松山黎音が初優勝!

松山黎音 photo:Kenji Sahara

女子はセミファイナルからのスタート。ヒート1では佐藤李と松山黎音、ヒート2では松野杏莉と鈴木莉珠が決勝へ駒を進めた。

決勝戦は最後まで緊張感に包まれた展開。残り1分を切り、2位の佐藤李が鋭いライディングで7.00をマークし、逆転で一時トップに立つ。しかし、逆転には5.34が必要だった松山がサイズのある波を的確に捉え、力強いライディングを披露。スープから抜け出した瞬間には自然とガッツポーズが飛び出した。スコア発表を待つビーチには緊張が走ったが、最終的に松山に逆転勝利が告げられると、会場は歓声に包まれた。

松山黎音photo:Kenji Sahara

WSL(ワールドサーフリーグ)公認大会「WSL The Open Surfing 日向プロジュニア」は24日、宮崎県日向市・お倉ヶ浜で最終日を迎え、女子は松山黎音、男子は佐藤利希が栄冠を手にした。

佐藤利希 photo:Kenji Sahara

この日は男子クオーターファイナルから競技がスタート。優勝候補の一人、渡邉壱孔がヒート1で姿を消す波乱の幕開けとなったが、足立海世や佐藤利希ら実力者は危なげなく勝ち進んだ。セミファイナルでは長沢侑磨がヒート2で惜しくも3位にとどまり、決勝進出を逃した。

ファイナルは足立、佐藤、小野里弦、金沢太規の4人で争われた。30分の決勝ヒート、佐藤は序盤から4つの華麗なターンをつなぎ、7.50を叩き出して主導権を握る。残り2分、2位の足立がプライオリティを活かして勝負に出たものの逆転には届かず。佐藤は陸へ戻る途中、優勝のアナウンスを聞くと両手を突き上げてガッツポーズ。9月の「Midas Capital Omaezaki Pro Junior」に続き、プロジュニアで2大会連続優勝を果たした。

佐藤利希 photo:Kenji Sahara

これでWSLアジアリージョナルのプロジュニアの大会は、今シーズンが終了となるならば、1月にフィリピンで開催されるWSLのWJC(ワールドジュニア・チャンピオンシップ)のアジア代表は男女上位2名。男子が佐藤利希、渡邉壱孔。女子が佐藤李、松山黎音に内定となる。正式な発表を待ちたい。

Asia – Men’s Junior Tour Rankings

https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mjun?regionId=6&year=2025

Asia – Women’s Junior Tour Rankings

https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wjun?regionId=6&year=2025

「Mera Group Corporation The Open Hyuga Pro Junior」

photo:Kenji Sahara

男子

優勝:佐藤利希

2位:足立海世

3位:金沢太規

4位:小野里弦

photo:Kenji Sahara

女子

優勝:松山黎音

2位:佐藤李

3位:松野杏莉

4位:鈴木莉珠

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