9/29-10/5 WSL CS（チャレンジャーシリーズ）第4戦「EDP Ericeira Pro」はポルトガルのエリセイラのリベイラ・ド・イーリャスで開催。週末の嵐から残ったうねりを活かし、4～6ftの波とライトクロスショアのコンディションの中で、男子R-80、女子R-48、そして男子R-64のH-4までが行われた。

今日のリベイラ・ディーリャスは、午前中は4～5ft、午後は3～4ftにサイズダウン。アウトではなくミドルから割れてインサイドまでつながる波が多く、ラストセクションを決めきれるかが勝敗を分ける展開になった。

今回の日本人選手は男子が大原洋人、西慶司郎、伊東李安琉、加藤翔平、安室丈 、岩見天獅、田中大貴に加え、五十嵐カノア。女子は都築虹帆、松岡亜音、池田美来、中塩佳那、都筑有夢路に加え、野中美波、佐藤李、脇田紗良が参戦。

日本勢の試合は男子で加藤翔平、安室丈が2位通過でR-64へ。フリーサーフでも好調だった2人がそのまま実力を見せた。一方、田中大貴は終了間際までリードしていたが、最後に逆転され惜しくも敗退。岩見天獅は波選びと技のミスが響き、3位敗退となった。

女子では池田美来が大村奈央コーチのサポートを受け、序盤から着実にスコアを重ね、最後はVaihitimahana Insoを振り切って2位通過。田中樹がコーチングする中塩佳那と“スネーク”ことジェイク・パターソンがコーチングしている松岡亜音は同じヒートに登場。松岡が序盤にリードを取ったが、Annette Gonzalez Etxabarri（ゴンザレス妹）の7.33で流れが変わり、残り5分で中塩が追い上げて1位通過。松岡は惜しくも敗退となった。

脇田紗良は波をつかめず、スコアを伸ばせないまま3位敗退。都築虹帆は河村海沙のコーチングでセット狙いの作戦だったが、波を見つけられず、乗った波もフィニッシュでミスが出て敗退。野中美波はセクション処理が冴え、安定して2本まとめてラウンドアップした。佐藤李は大村奈央のコーチングのもと積極的に攻めたが、点数が伸びずにここで敗退。

海外勢では、ランキングリーダーのTya Zebrowski（FRA）が順当に勝ち上がり、Kade Matson（USA）が15.93のハイエストヒートトータルを記録。昨年覇者Samuel Pupo（BRA）も安定した演技で勝ち進んだ。明日は男子R-64のH-5から再開。伊東李安琉と加藤翔平が同じヒートで登場。

明日のコールは9月30日（火）7:30 AM（日本時間15:30）.　8:05AM（日本時間16:05）スタート予定。日本はリスボンより＋8時間。

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今日の日本人選手結果

MENS

加藤翔平　2位でラウンドアップ R-64 H-6へ

安室丈        2位でラウンドアップ R-64 H-8へ

岩見天獅 　3位で敗退

田中大貴　3位で敗退

WOMENS

池田美来 2位でラウンドアップ R-32 H-2へ

松岡亜音 3位で敗退

中塩佳那 1 位でラウンドアップ R-32 H-2へ

脇田紗良 3位で敗退

都築虹帆 3位で敗退

野中美波 2位でラウンドアップ R-32 H-8へ

佐藤李 3位で敗退

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日本人選手のヒート組

MENS

R-64 H-6 伊東李安琉、加藤翔平

H-8 五十嵐カノア、安室丈

　　 H-15 大原洋人

　　H-16 西慶次郎

WOMENS

R-32 H-2 中塩佳那、池田美来

H-3 都筑有夢路

　　 H-8 野中美波

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