NEWS
ニュース

2025.10.01

WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第4戦「EDP Ericeira Pro」DAY-2

RIBEIRA D’ILHAS, ERICEIRA, PORTUGAL – SEPTEMBER 30: Shohei Kato of Japan surfs in Heat 6 of the Round of 64 at the EDP Ericeira Pro on September 30, 2025 at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Damien Poullenot/World Surf League)

9/30 大会2日目は濃い霧により長時間のホールドが続き、午後遅くに男子R-64のH-5からH-8までが行われた。波は2~3フィートとやや弱めであったが、形の整ったクリーンなコンディション。残りの男子ヒートと女子の試合は中止となった。

RIBEIRA D’ILHAS, ERICEIRA, PORTUGAL – SEPTEMBER 30: Shohei Kato of Japan surfs in Heat 6 of the Round of 64 at the EDP Ericeira Pro on September 30, 2025 at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Damien Poullenot/World Surf League)
RIBEIRA D’ILHAS, ERICEIRA, PORTUGAL – SEPTEMBER 30: Shohei Kato of Japan surfs in Heat 6 of the Round of 64 at the EDP Ericeira Pro on September 30, 2025 at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Damien Poullenot/World Surf League)
RIBEIRA D’ILHAS, ERICEIRA, PORTUGAL – SEPTEMBER 30: Riaru Ito of Japan surfs in Heat 6 of the Round of 64 at the EDP Ericeira Pro on September 30, 2025 at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Damien Poullenot/World Surf League)

H-6に出場した伊東李安琉と加藤翔平は、CS(チャレンジャーシリーズ)ランキングリーダーのJacob Willcox(AUS)、そしてランキング3位のLuke Thompson(ZAF)と対戦した。Luke Thompson(ZAF)は持ち前の力強いターンを武器にヒートを支配し、1位通過。接戦となった2位争いでは、加藤が果敢に波をつかみスコアを重ね、見事にラウンドアップを決めた。伊東は粘り強いサーフィンを見せたものの惜しくも3位に終わり、ここで姿を消すことになった。ランキング1位のJacob Willcox(AUS)は4位敗退で大会を去った。

RIBEIRA D’ILHAS, ERICEIRA, PORTUGAL – SEPTEMBER 30: Kanoa Igarashi of the United States surfs in Heat 8 of the Round of 64 at the EDP Ericeira Pro on September 30, 2025 at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Manel Geada/World Surf League)
RIBEIRA D’ILHAS, ERICEIRA, PORTUGAL – SEPTEMBER 30: Joh Azuchi of Japan surfs in Heat 8 of the Round of 64 at the EDP Ericeira Pro on September 30, 2025 at Ribeira D’Ilhas, Ericeira, Portugal. (Photo by Manel Geada/World Surf League)

H-8には五十嵐カノアと安室丈が登場。五十嵐はCT(チャンピオンシップツアー)で世界ランキング7位に位置し、USオープンでも5位入賞を果たすなど、今大会でも注目。しかし、この日は波選びに苦しんだ。それでも後半に追い上げヒートハイスコアとなる6.90を出して1位で、残り時間4分。2位には安室が続く。

しかし、優先権を持つ元CT選手の Ian Gentil(HAW)、Shion Crawford(HAW)が立て続けに波に乗り逆転。カノアはバックアップを上げられず、残念ながら3位で敗退となった。安室は前半は1位で折り返すも、後半は思うように波をつかめず、こちらも4位で惜しくもラウンドアップを逃した。

一方、海外勢では元オリンピアンのLucca Mesinas(PER)がH-7でリズムを掴み、序盤からリードを守り切り、今日のトータルハイスコア14.17(8.00+6.17)で勝ち上がった。さらにジュニア世界準優勝のWinter Vincent(AUS)が2位でラウンドアップを果たし、次戦に駒を進めた。日本勢にとっては、加藤のラウンドアップが大きな収穫となり、今後の試合への期待が高まる。一方で、五十嵐と安室の敗退は、日本にとって波乱を呼ぶ試合となった。

大会は10月5日まで続き、次のコールは10月1日7:45 AM(日本時間15:45)、8:05AM(日本時間16:05)スタート予定。日本はリスボンより+8時間。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日の日本人選手結果

MENS

加藤翔平 2位でラウンドアップ→R-32 H-4

伊東李安琉 3位で敗退

五十嵐カノア 3位で敗退

安室丈 4位で敗退

WOMENS

試合無し

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本人選手のヒート組

MENS

R-64 H-15 大原洋人

    H-16 西慶次郎

R-32 H-4 加藤翔平

WOMENS

R-32 H-2 中塩佳那、池田美来

        H-3 都筑有夢路

    H-8 野中美波

大会の最新情報、ヒート結果、ライブ配信はWSL公式サイト:worldsurfleague.com をチェック。