WSL CS（チャレンジャー・シリーズ）第5戦「Banco do Brasil Saquarema Pro」が、ブラジル・リオデジャネイロのサクアレマにて10月11日～19日の日程で開幕した。

今大会の日本勢は、男子が大原洋人、西慶司郎、伊東李安琉、加藤翔平、安室丈、岩見天獅、田中大貴の7名。女子は都築虹帆、松岡亜音、池田美来、中塩佳那、都筑有夢路、野中美波、佐藤李の7名が参戦している。

大会初日は波のサイズが3～4フィート。風や潮の影響でコンディションは不安定だったものの、各選手が戦略的なヒート運びで魅せる展開となった。

男子はラウンド・オブ・80からスタート。岩見天獅と田中大貴は3位で惜しくも敗退したが、加藤翔平（H-3）と安室丈（H-4）がともに2位でラウンド・オブ・64進出を決めた。難しい波選びのなか、確実にスコアをまとめた結果といえる。

女子ラウンド・オブ・48では、池田美来が2位通過でラウンド・オブ・32進出。特に注目を集めたのは都築虹帆だ。ヒート終盤、残り2分で優先権を持つ都築はトータル4.27（2.00＋2.27）で4位。

逆転には5.93が必要な状況。残り1分でレフトの波をテイクオフすると、スピードをつけてチエックターンで1発、でかいスープを抜けてからさらにソリッドに2発、最後はフィニッシュもまとめて、そのままヒート終了。

スコアのコールはヒート終了後。ジャッジはこのライディングに6.43ポイントを与え、劇的な逆転で2位通過を果たした。佐藤李と中塩佳那は惜しくも敗退となった。

大会全体では、女子で14歳のタヒチ出身Tya Zebrowski（FRA）が史上最年少でCT出場権を獲得し、会場を大いに沸かせた。Arena Rodriguez（PER）はこの日女子最高スコアとなるトータル13.00をマーク。男子ではKauli Vaast（FRA）が力強いサーフィンで勝ち上がり、存在感を示した。

明日は現地時間6時45分にファーストコール、7時05分に競技開始予定。女子ラウンド・オブ・48のヒート7から始まり、その後男子ラウンド・オブ・64、女子ラウンド・オブ・32が進行する予定だ。日本勢のさらなる活躍に期待がかかる。

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今日の日本人選手結果

MENS

R of 80

H-1 岩見天獅　3位で敗退 今大会65位で終了

H-2 田中大貴　3位で敗退 今大会65位で終了

H-3 加藤翔平　2位でラウンドアップ　R of 64 H-6へ

H-4 安室丈　　2位でラウンドアップ　R of 64 H-8へ

WOMENS

R of 48

H-3 佐藤李　4位で敗退 今大会41位で終了

H-4 池田美来　2位でラウンドアップ　R of 32 H-3へ

H-4 中塩佳那　3位で敗退 今大会33位で終了

H-6 都築虹帆　2位でラウンドアップ　R of 32 H-5へ。

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日本人選手のヒート組

MENS

R of 64

H-3 大原洋人、伊東李安琉

H-6 加藤翔平　

H-8 安室丈　　

H-16 西慶司郎

WOMENS

R of 48

H-7 松岡亜音、野中美波

R of 32

H-3 池田美来

H-4 都筑有夢路

H-5 都築虹帆

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