大会2日目は女子ラウンド・オブ・48のヒート7からスタート。男子ラウンド・オブ・64のヒート14でこの日の全ヒートが終了した。この会場はバックウォッシュが強く、波のセクションごとに張り方が変化する難しいコンデイション。張ったセクションをどう攻め、いかにコンビネーションを組み立てるかが高得点の鍵となった。インサイドでのフィニッシュの精度も勝敗を分ける要素だったと言える。

女子ラウンド・オブ・48の女子ヒート7では、松岡亜音と野中美波が同ヒートにクレジット。序盤、波乱の展開を迎えたのは松岡だった。松岡は3番目の優先権、他の3名はノン・プライオリティ（パドルバックしているSarah Baum（ZAF）が4番）という状況。そんな中、Noah Klapp（DEU）と松岡が同じ波をキャッチ。奥にポジションしていたのはNoah Klapp（DEU）で、松岡は前乗りの形となりインターフェアがコールされた。

松岡のこの波は0点、さらにセカンドウェイブも0点になるペナルティで、実質ベスト1カウントのみ。1本目に6.50ptというヒートハイを叩き出していただけに、悔しい結果となった。

一方の野中は、ヒート中盤まで3.77ptの1本のみで4位、優先権も最後尾という苦しい状況。しかし残り7分、アンダープライオリティながら掴んだセットで勝負に出る。ソリッドな3発のターンに加え、カットバックを2つ絡めてクリーンなフィニッシュ。これが6.33ptとなり、一気にトップへと浮上。そのままリードを守り切ってラウンド・オブ・32進出を決めた。

男子ラウンド・オブ・64ヒート3では、大原洋人と伊東李安琉が同ヒートで激突。伊東は2本目でつかんだ波で、スムーズな1発目からラディカルなセクションへ。フィンを抜きながら当て込むアグレッシブなマニューバでスプレーを飛ばし、7.10ptを獲得。さらに5本目にインサイドでエアーリバースを決めて5.70ptも加え、2位でヒートを通過した。

大原はミドルの波を丁寧につないでフルコンボを決め、5.33ptを出すもバックアップを伸ばせず4位で敗退。惜しくもラウンドアップを逃した。

また、ヒート6の加藤翔平はエアーも絡めた攻めのサーフィンを見せたが、スコアは5点台止まり。あと一歩届かず惜敗。ヒート8では安室丈が序盤から試合をリードする展開を作ったものの、最後の最後でローカルのJoao Chianca（BRA）が逆転1位へ。安室もここで敗退となった。

明日は現地時間6時45分にファーストコール、7時05分に競技開始予定。男子ラウンド・オブ・64のヒート15から。

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今日の日本人選手試合結果

MENS

R of 64

H-3 大原洋人は4位で敗退 今大会は49位で終了

H-3 伊東李安琉は2位でラウンドアップ→ラウンドオブ32 H-1へ

H-6 加藤翔平は4位で敗退 今大会は49位で終了　

H-8 安室丈は4位で敗退 今大会は49位で終了　　

WOMENS

R of 48

H-7 松岡亜音は3位で敗退 今大会は33位で終了

H-7 野中美波は1位でラウンドアップ→ラウンドオブ32 H-7へ

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日本人選手のヒート組

MENS

R of 64

H-16 西慶司郎

R of 32

H-1 伊東李安琉

WOMENS

R of 32

H-3 池田美来

H-4 都筑有夢路

H-5 都築虹帆

H-7 野中美波

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