2025.09.22
WSL QS6000「Billabong Tahara Pro」でNAMINORI JAPANの中塩佳那が優勝!

中塩佳那 鈴木莉珠 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO
9月16日から21日にかけて、WSL Men’s & Women’s QS6000「Billabong Tahara Pro」が愛知県田原市赤羽根町・大石海岸(ロングビーチ)で開催された。
女子のファイナルはNAMINORI JAPANの中塩佳那と鈴木莉珠による注目のマッチアップ。今季の御前崎QSで準優勝を果たし、着実に力をつけている鈴木に対するのは、JPSAグランドチャンピオンのタイトルを持ち、先日のエルサルバドル・WSG(ワールドサーフィンゲームス)でも日本代表として戦った中塩だった。

中塩佳那 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO
試合序盤から積極的に仕掛けたのは中塩。鈴木も果敢に攻め返し、一進一退の攻防が続いた。コンディションはコシサイズのワイドなインサイドブレイク。1~2マニューバーでいかに際どく攻め切るかが勝負の分かれ目となった。
中塩が2本のライディングをまとめてリードを奪うと、鈴木が逆転。しかし中塩はすぐに切り返して再び逆転し、終盤まで僅差の戦いが続いた。最後まで鈴木も粘り強く挑んだが、逆転はならず。タイムアップとなり、中塩佳那が見事QS6000での優勝を果たした。

鈴木莉珠 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO
この結果により、中塩はWSLアジアランキング1位に浮上。来季のCS(チャレンジャーシリーズ)出場権争いでも大きなアドバンテージを得ることになった。女子では松岡亜音が3位、池田美来と野中美波が5位に入賞。男子の日本勢最高位は5位で小林桂、加藤翔平、大音凛太が入った。
WSL Men’s & Women’s QS6000「Billabong Tahara Pro」
男子
優勝:Caleb Tancred(AUS) 6,000pts, $6,594
2位:Alister Reginato(AUS) 4,680pts, $3,297
3位:Lennix Smith(AUS)、Taj Stokes(AUS) 3,660pts, $1,649
女子
優勝:中塩佳那(JPN)6,000pts, $6,594
2位:鈴木莉珠(JPN)4,680pts, $3,297
3位:松岡亜音(JPN)、Keira Buckpitt(AUS) 3,660pts, $1,649
Asia – 2025/2026 Men’s Qualifying Series Rankings(9/21付)
1位:Ketut Agus(INA) 11,048点
2位:小林桂 9,880点
3位:Dylan Wilcoxen(INA)9,398点
4位:鈴木仁 6,928点
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mqs?regionId=6&year=2025
Asia – 2025/2026 Women’s Qualifying Series Rankings(9/21付)
1位:中塩佳那 14,408点
2位:松岡亜音 13,010点
3位:鈴木莉珠 12,420点
4位:池田美来 10,180点
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wqs?regionId=6&year=2025
まだまだ続くNAMINORI JAPANの挑戦
皆様の応援よろしくお願いします。