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2026.11.05

髙井汰朗、石井有沙がWSL Pro Junior 初優勝。日向で決まったWJCアジア代表、男女4名が世界大会WJCへ

Photo:HYUGA PRO JUNIOR

会場である最終日のお倉ケ浜には、3〜4フィート、頭を超える波が届いた。左右に走れる斜面が広がり、選手たちは鋭いターンに加え、エアーやチューブにも挑戦。波に力があるからこそ、踏み込んだ演技が得点に結びつく。シーズン最後の勝負にふさわしい舞台が整った。

2026年11月3日から4日、宮崎県日向市のお倉ケ浜で、WSLアジア・プロジュニア「Miyazaki Series Hyuga Pro Junior」が開催された。シーズン最終戦を制したのは、男子の髙井汰朗と女子の石井有沙。ともにWSL初優勝を飾った。WJC(ワールドジュニア・チャンピオンシップ)のアジア代表には、男子の長沢侑磨と足立海世、女子の清水ひなたと池田美来が決まった。

最終日は3〜4フィート、頭を超える波に恵まれた。ライト、レフトともに演技を仕掛ける斜面があり、エアーやチューブも見られる好条件。選手たちは波の力を使い、思い切りのよいサーフィンで得点を競った。

男子Final

長沢侑磨 Photo:HYUGA PRO JUNIOR

男子は、すでにWJC出場を確定させていた長沢に続く、残り1枠を懸けた争いにも注目が集まった。大会前のランキング2位、渡邊壱孔が初日に敗れ、複数の選手が可能性を残して最終日へ。その混戦を抜け出した足立が、3位入賞によって世界への切符を手にした。

優勝争いでは、長沢が岡野漣とのセミファイナル終盤に9.00を出し、わずか0.16点差で逆転。髙井も足立との対戦でバックサイドの力強いターンとエアリバースを決め、決勝へ進んだ。

ファイナルで、その勢いをさらに加速させたのが髙井だった。序盤に6点台を2本そろえて試合の流れをつかむと、得点を伸ばすために、より難度の高い技へ挑んでいく。

髙井汰朗 Photo:HYUGA PRO JUNIOR

見せ場は中盤に訪れた。ライトの波でリップから高く飛び出し、滞空時間の長いエアリバースを成功。着地を決めた髙井は右手を握りしめ、喜びを表した。評価は9.70。6.70とのトータル16.40で、長沢に2本のスコア更新が必要な状況を突きつけた。長沢も6点台を重ね、最後まで追い続けたが、トータル13.03で及ばず。髙井が初のWSLタイトルをつかんだ。

早い時間に2本をそろえられたことが、大技に挑む余裕を生んだという髙井。安定した得点を土台に、自分の強みを思い切り出す。その組み立てが、決勝の大きな1本につながった。

髙井汰朗 Photo:HYUGA PRO JUNIOR

今大会の優勝でもWJC出場圏には届かなかったが、自分のサーフィンが高く評価された経験は、これからの戦いを支える自信になるだろう。一方、準優勝の長沢と3位の足立は、シーズンを通じて積み上げた成績を世界の舞台へとつなげた。

女子Final

鈴木莉珠 Photo:HYUGA PRO JUNIOR

女子は、大会前のランキング2位だった池田が欠場。逆転での代表入りを目指した鈴木莉珠は、クオーターファイナルで清水ひなのを破り、その後も勝ち進んで決勝へ。初優勝を狙う石井と対戦した。

石井有沙 Photo:HYUGA PRO JUNIOR

石井はオープニングライドで6.50をマーク。序盤から主導権を握ると、開始約10分にはレフトの波で2つのターンを決め、7.17を加えた。トータル13.67とし、鈴木の10.83を上回って頂点に立った。

石井有沙 Photo:HYUGA PRO JUNIOR

御前崎で味わった悔しさが、日向での勝利への意欲になっていた。良い波の中で、自分のサーフィンを出せば得点につながる。石井はその感覚を信じ、決勝でも迷わず攻めた。磨いてきた技を試合で決め切れたことは、初タイトルと並ぶ大きな収穫である。

鈴木は準優勝と健闘したものの、WJC出場権には届かなかった。女子のアジア代表は清水ひなたと池田に決定。日向での最終戦を終え、世界に挑む男女4名が出そろった。

WSL WJC(ワールドジュニア・チャンピオンシップ)は、11月25日から29日、エルサルバドルのラ・ボカナで開催予定である。次は世界各地域を勝ち抜いた選手たちとの勝負。アジア代表の4名が、その波でどんなサーフィンを見せるのか。シーズンの成果を試す舞台が、間もなく始まる。

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WSL Pro Junior「Miyazaki series Hyuga Pro Junior」

開催日時:2026年11月3日(火)~4日(水)
開催場所:宮崎県日向市小倉ヶ浜浜ビーチ

Photo:HYUGA PRO JUNIOR

男子

優勝:髙井汰朗(強化指定選手)

2位:長沢侑磨

3位:岡野漣(強化指定選手)

   足立海世(強化指定選手)

Photo:HYUGA PRO JUNIOR

女子

優勝:石井有沙(強化指定選手)

2位:鈴木莉珠

3位:馬場心(強化指定選手)

   川瀬煌渚

Photo:HYUGA PRO JUNIOR(池田美来は欠場)

WJC アジア代表:

男子:長沢侑磨

   足立海世(強化指定選手)

女子:清水ひなた

   池田美来(強化指定選手)

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WSL Asia – Men’s Junior Tour Rankings(11/4付)

https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mjun?regionId=6&year=2026

Asia – Women’s Junior Tour Rankings(11/4付)

https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wjun?regionId=6&year=2026

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