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2026.07.17

2026 ISA World Junior Surfing Championship 日本代表が強化合宿を実施 / エルサルバドルでの戦いへ準備を加速

釣ヶ崎海岸 / Photo:Satoshi Namba

2026年9月4日から13日にかけてエルサルバドルで開催される「2026 ISA World Junior Surfing Championship(WJSC)」に向け、波乗りジャパン ジュニア日本代表が7月15日から16日の2日間、東京オリンピック・サーフィン大会会場となった千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸(志田下)で強化合宿を実施した。 

田中英義コーチ、田嶋鉄兵コーチ / Photo:Satoshi Namba

今回のテーマは「勝ち切る準備 ― 世界基準の完成度へ」。昨年の世界大会を振り返る中で、世界との差は技術だけではないことを改めて確認した。

メンタル、状況判断、波選び、自己管理、そしてチームとしての完成度。その一つひとつを磨き上げることが、世界で勝ち切るために必要な要素である。 

高橋花音 / Photo:Satoshi Namba

松野太郎 / Photo:Satoshi Namba

石田海夏 / Photo:Satoshi Namba

海でのトレーニングでは、田中英義コーチ、田嶋鉄兵コーチの指導のもと、フリーサーフィンを中心にライディングチェックを実施。波へのアプローチやポジショニング、ターンの精度などを細かく確認し、それぞれの課題に応じたアドバイスが送られた。

田中英義コーチ / Photo:Satoshi Namba

さらに、チーム対抗形式で行われた「チームチャレンジ」では、25分間の中で一人1本のライディングを競い、エースに指名された選手の得点が倍になる特別ルールを採用した。

一本の波にチーム全員の期待が集まり、海の上には普段の個人競技とは違う緊張感と一体感が生まれていた。

髙井汰朗、和氣堆人 / Photo:Satoshi Namba

ランとパドルを組み合わせたワンマニューバー練習では、限られた体力の中でいかに正確な技を決めるかを確認。

マンオンマン形式の実戦練習では、波の選択、相手との駆け引き、残り時間の使い方など、試合を左右する細かな判断力を徹底的に磨いた。

ヒートは技術だけで勝てるものではない。だからこそ、一つひとつの選択を繰り返し確認する時間となった。

Photo:Satoshi Namba

練習後には座学も行われた。

大石純也チームディレクターからは、開催地であるエルサルバドルについて講義が行われ、現地の歴史や気候、食事、通貨、宿泊環境など、大会期間を過ごす上で欠かせない情報が共有された。

田中樹ヘッドコーチ、大石純也チームディレクター / Photo:Satoshi Namba

田中樹JOCヘッドコーチからは、大会会場となるエル・スンザルとラ・ボカナのサーフポイントについて説明。それぞれのブレイクの特徴や、そこで求められる技術、戦い方が伝えられ、選手たちは本番のヒートを思い描きながら耳を傾けた。

大会は海に入る前から始まっている。現地を知り、環境を理解し、準備を整えることもまた、勝負の一部である。

馬場心 / Photo:Satoshi Namba

また、英語の実習では、一人1分間の自己紹介に挑戦した。テーマは選手それぞれに委ねられ、自身のことやサーフィンへの思い、将来の目標などを英語で表現。国際大会では、選手同士やスタッフ、海外メディアと英語でコミュニケーションを取る場面も少なくない。自分の言葉で考えを伝えることも、世界で戦うために必要な力の一つである。

併せて国際大会での情報収集をテーマに、スペイン語の実習も行われた。大会会場では、選手の得点や順位、逆転に必要なポイントなどが、スペイン語に続いて英語でアナウンスされる。最初のスペイン語のコールでヒート状況を把握できれば、次の波の選択やポジション取り、その後の試合運びへ素早く反映できる。数字やゼッケンカラーの呼び方を学ぶことは、世界大会を勝ち抜くための実戦的な戦略の一つである。

前原優湖トレーナー / Photo:Satoshi Namba

理学療法士の前原優湖トレーナーによる医科学アドバイスでは、自身の身体の状態を把握することや、日々のコンディショニング、自己管理の重要性を確認した。

山本貞彦強化委員長 / Photo:Satoshi Namba

山本強化委員長によるインテグリティ講座では、日本代表として求められる責任や行動規範について説明が行われた。

高橋みなとマネージャー / Photo:Satoshi Namba

高橋みなとマネージャーによるインタビュー講習では、国際大会でのメディア対応や受け答えの基本を学んだ。競技だけでなく、その言動や振る舞いもまた、日本代表として評価される大切な要素である。

田嶋鉄兵コーチ / Photo:Satoshi Namba

合宿2日目の朝には、田嶋鉄兵コーチによるフィジカルトレーニングを実施。下半身の可動域を広げることをテーマに、股関節周辺の動きや身体の使い方を確認した。下半身の柔軟性と可動域は、深いボトムターンや素早い体重移動、安定したライディングにつながる重要な要素である。選手たちは実践を交えながら、自分の身体をより効率よく動かすための感覚を養った。

稲葉玲王プロ / Photo:Satoshi Namba

練習の最後には、パリ2024オリンピック日本代表の稲葉玲王プロから、エルサルバドルでの戦いに向けた具体的なアドバイスと激励が送られた。現地を知るトップアスリートの言葉に、選手たちも真剣な表情で耳を傾けていた。

 

今回の合宿を通して選手たちに繰り返し伝えられた言葉がある。

「一人で戦わない。一人で抱え込まない。」

サーフィンは個人競技である。しかし世界大会はチーム戦でもある。

コーチ、トレーナー、マネージャー、スタッフ、そして仲間たちが支え合いながら、一つの目標に向かって進んでいく。チームとしての結束力もまた、日本代表が世界へ挑むための大きな武器になる。 

エルサルバドルでの戦いまで残された時間は決して長くない。それでも、海の上で交わされた一本のライディング、仲間へ向けた一本の声掛け、その積み重ねが9月の世界の舞台につながっていく。

波乗りジャパンのジュニア日本代表は、世界一を目指し、着実にその準備を進めている。

Go!Naminori Japan!

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【ISAジュニア日本代表選手強化合宿】

日程:2026年7月15日(水)-16日(木)

参加対象:ジュニア日本代表選手

場所:千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸(志田下)

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大会名称:2026 ISA World Junior Surfing Championship(WJSC)

日程:2026年9月4日(金)~13日(日) 

会場:エルサルバドル / エル·スンザル 、ラ·ボカナ

主催:International Surfing Association(国際サーフィン連盟)

日本代表チーム:

 男子

 U-18:足立 海世(2/28/08)

                 髙井 汰朗(1/2/09) 

     佐藤 頼斗(7/4/09)

 U-16:和氣 堆人(3/1/11)   

    松野 太郎(1/4/10)

    髙井 悠二朗(4/28/11)

 

 女子

 U-18:窪田怜(11/1/09)  

    石井 有沙(5/19/10)

    髙橋 花音(2/16/09)

 U-16:馬場 心(2/14/10)

     山本 璃々(11/10/13)

     石田 海夏(5/19/13)

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スタッフ:

チームディレクター:大石純也

コーチ:河村海沙、田嶋鉄兵

サポート、マネージメント:高橋みなと

カメラマン:緒形清、難波聖

トレーナー:前原優湖

栄養士:近藤知佳

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NAMINORI JAPAN公式Instagramは naminori japan


公式Youtubeは https://www.youtube.com/channel/UCdiDZFX1TMeZN5gPEutOunQ

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Photo:Satoshi Namba

この事業は「JSC競技力向上事業助成金」を受けて実施しています。