2026.10.04
2026 WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第3戦「Banco do Brasil São Sebastião Pro」10/3 大会最終日
小林桂と中塩佳那が5位。CS第3戦が閉幕。

現地時間10月3日、ブラジル・サンパウロ州のプラヤ・デ・マレシアスで、WSLチャレンジャーシリーズ(CS)第3戦「バンコ・ド・ブラジル・サン・セバスチャン・プロ」が最終日を迎えた。
クォーターファイナルから決勝までが行われ、日本勢は男子の小林桂、女子の中塩佳那がともに5位で大会を終えた。優勝は男子が地元ブラジルのRyan Kainalo、女子がオーストラリアのCharli Hatelyだった。
最終日の朝は晴天に恵まれ、会場には形の整った5フィートの波が届いた。風はオフショア。前日までの難しい波から一転し、今大会で最も良いコンディションのなか、優勝を懸けた戦いが始まった。
WOMENS
QF H-4 中塩佳那



中塩佳那は左膝を負傷した状態で、このヒートに臨んだ。1本目に3.33を記録したが、Sally Fitzgibbons(AUS)は5.57と5.40をそろえ、合計10.97で先行。中塩は逆転に7.64が必要となった。痛みに耐えながら、レフト、ライトと波を捉え続けた中塩。残り3分でつかんだレフトの波でスプレーを飛ばし2発決め、5.10を獲得。これで逆転に必要なスコアは5.83まで下がった。
優先権を持つのはSally Fitzgibbons(AUS)。中塩は残り20秒を切ったところでインサイドの波にテイクオフし、板を鋭く返し当て込んで、フィニッシュまで攻め切った。しかし、ポイントは2.87。最後まで逆転を狙ったが届かず、中塩の今大会の戦いはここで幕を閉じた。
中塩はクォーターファイナルで敗退し、5位という結果。ラウンドオブ32では7.77と6.63をそろえ、合計14.40を記録。この得点は最終日まで上回られることなく、今大会の女子最高ヒートスコアとなった。
ラウンドオブ16では、地元選手のSophia Medina(BRA)とのロースコアの勝負を突破。高得点を競うヒートでも、一本の得点が勝敗を左右する展開でも勝ち上がり、日本女子で唯一、最終日の舞台に立った。大会終了後のCSランキングは、大会前から4つ順位を上げて16位。次の戦いにつながるポイントを手にした。
MENS
QF H-3 小林桂


小林桂は1本目から気迫のこもったライディングを見せた。鋭く板を返して攻めたものの、ワイプアウト。2本目はワンターンで3.00を記録した。その間にAlonso Correa(PER)は4.33を2本そろえ、リードを築く。残り10分には7.00をマークし、小林が逆転に必要なスコアは8.33となった。小林も終了間際に波を捉えたが、得点は1.93。逆転には届かず、残念ながらクォーターファイナルで敗退した。
日本男子で唯一、最終日に残った小林桂。ラウンドオブ32で7.83、ラウンドオブ16では8.00を記録し、波の変化に対応しながらベスト8まで勝ち進んだ。クォーターファイナルで敗れたものの、5位という結果を残し、CSランキングは大会前から33順位を上げて29位に浮上した。
小林がラウンドオブ16で出した8.00は、その日の唯一のエクセレントスコアだった。得点を伸ばしにくい状況でも、一つの波で高い評価を得たことは、今大会の戦いを振り返るうえで印象に残るものだった。
女子決勝では、ラウンドオブ16で松岡亜音との接戦を制したCharli Hately(AUS)が、Francisca Veselko(POR)と対戦した。Charli Hately(AUS)はライトの波を選び、力強いバックハンドのターンで7.83と6.50を記録。合計14.33でリードを守り、優勝を決めた。海から上がると、波打ち際で母親と抱き合い、喜びを分かち合った。
Charli Hately(AUS)はこの優勝でCSランキング10位に浮上。準優勝のFrancisca Veselko(POR)は2位となった。Francisca Veselko(POR)がセミファイナルで記録した8.83は、今大会の女子最高シングルスコアである。
男子は20歳のRyan Kainalo(BRA)が、地元の声援を受けて頂点に立った。セミファイナルではノーグラブのフルローテーションエアを決め、8.50を獲得。決勝でもエアリアルと力強いターンを組み合わせ、6.83と7.67の合計14.50でAlister Reginato(AUS)を下した。初のCS決勝進出から優勝まで駆け上がり、ランキング首位に浮上。来季CT入りへ、大きく前進した。
第3戦終了後、10月3日付の日本男子のCSランキングは、CT選手の五十嵐カノアが7,800点で23位、小林桂が6,585点で29位、大原洋人が5,090点で35位。伊東李安琉は4,928点で38位、西慶司郎は3,030点で61位、加藤翔平は1,900点で70位となった。
日本女子は、中塩佳那が10,805点で16位、松岡亜音が8,480点で21位、都筑有夢路が7,290点で26位。都築虹帆は5,310点で35位、野中美波は5,110点で37位につけている。松岡は大会前から9順位、都筑有夢路は12順位を上げた。
CSは今大会を終えて、残り2大会へと進む。来季CT出場権を巡る争いが続くなか、日本勢は次戦でさらに順位を押し上げることを目指す。
次戦は10/6-12 WSL CS#4「EDP Ericeira Pro」はポルトガル エリセイラで開催する。
Go!Naminori Japan!
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2026 WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第3戦「Banco do Brasil São Sebastião Pro」
10/3 結果
男子
QF
H-3 小林桂 2位で敗退
女子
QF
H-4 中塩佳那 2位で敗退
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2026 WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第3戦「Banco do Brasil São Sebastião Pro
大会結果
MEN
優勝 Ryan Kainalo(BRA)
2位 Alister Reginato(AUS)
3位 Oscar Berry(AUS)、Alonso Correa(PER)
小林桂 5位
加藤翔平 17位
大原洋人 17位
伊東李安琉 49位
西慶司郎 65位
WOMEN
優勝 Charli Hately(AUS)
2位 Francisca Veselko(POR)
3位 Anat Lelior(ISR)、Sally Fitzgibbons(AUS)
中塩佳那 5位
都筑有夢路 9位
松岡亜音 9位
都築虹帆 41位
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CSランキングの日本人選手の順位は下記。
WSL 2025 Men’s Challenger Series Rankings(10/3付)
23位(▼11)五十嵐カノア 7,800点 CT
29位(▲33)小林桂 6,585点
35位(▲7) 大原洋人 5,090点
38位(▼7) 伊東李安琉 4,928点
61位(▼11)西慶司郎 3,030点
70位 (—-) 加藤翔平 1,900点
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mcs?year=2026
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2025 Women’s Challenger Series Rankings(10/3付)
16位(▲4) 中塩佳那 10,805点
21位(▲9) 松岡亜音 8,480点
26位(▲12) 都筑有夢路 7,290点
35位(—-) 都築虹帆 5,310点
37位(▼5) 野中美波 5,110点
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wcs?year=2026
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