2026.01.30
WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第6戦「Lexus Pipe Challenger」DAY-1


WSL CS(チャレンジャー・シリーズ)第6戦「Lexus Pipe Challenger」が、アメリカ・ハワイのオアフ島 パイプラインにて1月29日~2月9日の日程で開幕した。
今大会の日本勢は、男子が大原洋人、西慶司郎、伊東李安琉、加藤翔平、安室丈、田中大貴にCT選手の五十嵐カノアを加え 7名。女子は都築虹帆、松岡亜音、池田美来、中塩佳那、都筑有夢路の5名が参戦している。
大会初日のバンザイ・パイプラインは、スモール〜ミディアムサイズの北寄りうねり。いわゆる「パイプライン本来のヘビーなデイ」ではなく、バックドア寄りに形の良いセットが時折入るものの、本数は限られたコンディションとなった。今日は男子はオフで、女子のラウンドオブ48からスタート。
朝のうちはクリーンなフェイスが目立ったが、時間の経過とともに風の影響が強まり、ヒート後半にはフェイスが乱れる場面も増加。チューブに入れる波はあるものの、常に来るわけではなく、ピーク選びとポジショニングがスコアメイクの鍵となる一日だった。
このコンディションの中で求められたのは
• チューブに入れるセットを待つ判断力
• バレルに入れないと判断した場合のリップアクションへの切り替え
• 優先権をどう使うかという戦略
特にバックドアでは、テイクオフ位置が少しズレるだけでバレルに入れず、ターン勝負に切り替えざるを得ない場面が多発。「待つサーフィン」と「攻めるサーフィン」のバランスが明暗を分けた。最終的には風の影響を考慮し、女子ラウンドオブ32の1ヒートを消化したところで競技は中断。パイプラインらしい爆発的なバレルデイとは言えないものの、判断力と経験値が試されるテクニカルな一日となった。
R of 48 H-1 中塩佳那
序盤から流れをつかみ切れず、惜しくも敗退。しかし内容的には勝つチャンスは十分にあったヒートだった。あともう1本、決める波が来ていれば結果は変わっていたはず。波数が少ない中でのポジショニングとタイミングが、今後の課題として残る。

R of 48 H-5 都築虹帆
波の選択にやや迷いが見えたヒート。チューブに入れる波に絞るのか、それとも張ってくるフェイスでリップを狙うのか、戦略を定めきれなかった印象。パイプでは「何を狙うか」を明確にすることが重要。次戦以降での修正に期待したい。
R of 48 H-7 池田美来
前半から積極的に攻めた姿勢は高く評価できる。バックハンドで果敢にパイプに向かい、主導権を握りかけていた。ただし、集中し過ぎたことで周囲の状況が見えず、終盤にインターフェアを犯してしまう。その波でバレルに入っていただけに、非常に惜しいミスとなった。

R of 48 H-7 松岡亜音
バレルの波か、リップでスコアできる波か。常に冷静に波を観察しながら選択できていたことが勝因。パイプにチャージする姿勢に加え、ターンでのスコアメイクも意識した完成度の高いヒート運びでラウンドアップ。難しいコンディションの中でも、対応力の高さを見せつけた。
少ないチャンスをどう生かすか。今日のパイプラインは、フィジカルだけでなく判断力と戦略が問われる一日だった。松岡の勝ち上がりに続く日本勢の巻き返しに期待したい。
明日は現地時間午前7時15分( 日本時間 31日午前2時15分)にファーストコール。開始は午前8時を予定。
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今日の日本人選手結果
WOMENS
R-1(R 0f 48)
H-1 中塩佳那 3位で敗退で、今大会は33位
H-5 都築虹帆 4位で敗退で、今大会は41位
H-7 松岡亜音 1位でラウンドアップ。R-32 H-7へ
池田美来 4位で敗退で、今大会は41位
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日本人選手のヒート組
MENS
R-2(R of 80)
H-4 安室丈
H-7 伊東李安琉
H-8 田中大貴
R-3(R of 64)
H-9 五十嵐カノア
H-11 西慶司郎
H-14 大原洋人
H-15 加藤翔平
WOMENS
R-2(R of 32)
H-5 都筑有夢路
H-7 松岡亜音
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