2026.02.01
WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第6戦「Lexus Pipe Challenger」DAY-2

WSL CS(チャレンジャー・シリーズ)第6戦「Lexus Pipe Challenger presented by Billabong」は男子オープニングラウンドからラウンドオブ80までが一気に進行された一日となった。

朝の風はオフショア12〜15フィートのヘビーなスウェルが到達し、青く澄んだ海と重厚なバレルが並ぶ、まさに“パイプラインらしい”コンディション。深い位置からのテイクオフ、スタンディングでのチューブライド、そしてクローズアウト寸前でのリエントリーと、世界最高峰のバレル合戦が展開された。
オープニングラウンドにはローカルスペシャリストを中心とした20名が出場し、ハワイ勢が次々とエクセレントスコアを叩き出し、ローカルの強さを改めて印象づけた。日本人選手の登場はラウンドオブ80から。このハードな舞台に挑み、それぞれに濃いドラマを刻んだ。

R of 80 H-4 安室丈
安室丈は、序盤から慎重にラインナップを観察しながらチャンスを待つ展開。波数が少ない中でもバックドアの奥深いセクションを的確に捉え、7.33ポイントをスコアして一時トップに立った。
しかし、終盤に他選手がスコアを伸ばし、残り時間わずかで3位へ後退。タイムアップ寸前、残り9秒でニード0.61という状況でテイクオフすると、トップターンからボトムへ降り、そのまま再びトップで鋭くリップをヒット。3.27をまとめ上げ、土壇場で逆転のラウンドアップを決めた。波を待ち続けた忍耐と、最後に結果を出す勝負強さが光ったヒートとなった。
R of 80 H-7 伊東李安琉


ヒート7には伊東李安琉が登場。1本目からセットに果敢にチャージするも、ヘビーなワイプアウトで足から着水し、ボードはブロークン。誰もが危険を感じる場面であったが、伊東はバックアップボードで再びラインナップへ戻る。
しばらく波を待った後、スーパーディープなパイプのバレルをロックオン。スタンディングで抜け切り、9.00ポイントのエクセレントをスコアした。タフでありながらスタイリッシュなそのライディングに、会場MCからも「ウェルダン」「見事だ」と称賛の声が上がった。結果的にヒート2位となったが、堂々のラウンドアップで日本チームに勢いをつけた。
R of 80 H-8 田中大貴
次のヒート8の田中大貴はスローな展開の中でチャンスを待ち続けた。残り2分を切った場面でようやく波を掴み、ニード3.94の状況でバックドアへアタック。しかしスコアは3.67に留まり、ここはわずかに届かず逆転ならず。1本に懸けた集中力は感じられたものの、パイプラインの厳しさを突きつけられる結果となった。
これでラウンドオブ64のカードが出揃い、いよいよトップシード勢が登場する。パイプラインという特別な舞台で、日本人サーファーがどこまで存在感を示せるか、大きな注目が集まる。
ネクストコールは現地時間2月1日(日)午前7時15分( 日本時間2日 午前2時15分)、コンディションが整えば8時スタート予定である。引き続きヘビーなパイプラインでの戦いが見込まれており、日本人選手のさらなる躍進に期待したい。
Go!Naminoro Japan!
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今日の日本人選手結果
MENS
R-2(R of 80)
H-4 安室丈 2位でラウンドアップ R-64 H-8へ
H-7 伊東李安琉 2位でラウンドアップ R-64 H-14へ
H-8 田中大貴 3位で敗退 今大会は65位
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日本人選手のヒート組
MENS
R-3(R of 64)
H-8 安室丈
H-9 五十嵐カノア
H-11 西慶司郎
H-14 大原洋人、伊東李安琉
H-15 加藤翔平
WOMENS
R-2(R of 32)
H-5 都筑有夢路
H-7 松岡亜音
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