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2026.08.03

2026 WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第2戦「Lexus US Open of Surfing」DAY-6

 五十嵐カノアがUSオープン準優勝!大歓声に包まれた激戦のファイナルで惜しくも逆転ならず

Photo:Satoshi Namba

Photo:Satoshi Namba

現地時間8月2日、アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチで開催された2026/2027 WSLチャレンジャーシリーズ第2戦「Lexus US Open of Surfing Presented by Pacifico」が大会最終日を迎え、男子はJake Marshall(USA)、女子はSierra Kerr(AUS)が優勝。

五十嵐カノア(JPN)は、自身3度目の大会制覇まであと一歩に迫ったものの、ファイナル終盤に逆転を許し、準優勝となった。

Photo:Satoshi Namba

長い歴史を誇るUSオープンの舞台は、ハンティントンビーチのピア周辺。大会期間中は太平洋から届くさまざまなコンディションが選手を試し、最終日もアウトサイドからインサイドへつながる波に加え、途中で消える波やリフォームする波が混在した。選手には波を見極める力と、限られたセクションを得点につなげる高い対応力が求められた。

QF H-4 五十嵐カノア

男子クォーターファイナルHeat 4で、五十嵐はLucca Mesinas(PER)と対戦した。

五十嵐は1本目から積極的に仕掛け、エアーリバースの後にレイバックを入れると、インサイドでリフォームした波に再びエアーリバースをメイク。変化する波を最後まで使い切り、6.67ポイントをマークした。

続く2本目はレフトの波をバックハンドで攻め、素早いリエントリーから波をつなぎ、ポケットを見つけてさらにもう一発。5.67ポイントを加え、トータル12.34ポイントでセミファイナル進出を決めた。

五十嵐カノア Photo:Satoshi Namba

SF H-2 五十嵐カノア

セミファイナルHeat 2では、Griffin Colapinto(USA)とのCTレベルの対決が実現した。両者は2018年のUSオープン・ファイナル、2021年大会のセミファイナルでも対戦しており、今回も注目を集めるカードとなった。

ここでも先手を取ったのは五十嵐であった。1本目にライトの波でエアーリバースを決めると、一度レフトへ振ってからチェックターン、カットバックへとつなぐ。

さらに、インサイドでリフォームしたライトの波にリエントリーを決めてフィニッシュ。波の変化に合わせた多彩な構成が評価され、7.33ポイントを獲得した。3本目にはレフトの波で確実に一発を決めて4.77ポイント。トータル12.10ポイントで首位に立つと、そのままリードを守り切り、自身4度目となるUSオープンのファイナルへ駒を進めた。

Final 五十嵐カノア

男子ファイナルの対戦相手はJake Marshall(USA)。Jake Marshall(USA)が先行して2本のスコアを揃えるなか、五十嵐は3本目で反撃に出た。

ライトの波でレイバックを繰り出し、大きなスプレーを上げると、そのままレフト方向へ。インサイドでリフォームしたライトの波に激しいリエントリーを入れ、最後はスナップを効かせたターンで締めくくった。このライディングで6.67ポイントをマークした。

五十嵐カノア Photo:Satoshi Namba

さらに4本目では、エアーリバースからレフト方向へつなぎ、インサイドでリフォームした波をパワー全開のターンで粉砕。フィニッシュセクションにも力強く当て込み、7.40ポイントを獲得した。五十嵐はトータル14.07ポイントとし、試合をリードした。

残り8分を切り、Jake Marshall(USA)が逆転に必要なスコアは7.31ポイント。優先権を持つJake Marshall(USA)は狙い澄ましたレフトの波をつかむと、バックハンドで3発のターンを入れ、さらにインサイドまでつないでフィンを抜くフィニッシュを決めた。

会場を沸かせたこのライディングには8.00ポイントがコールされ、Jake Marshall(USA)がトータル14.77ポイントで逆転。五十嵐は7.38ポイントが必要となった。

残り2分、優先権を持つ五十嵐はビッグブローテールを決め、インサイドまでつないだものの、波が途中で消えて6.10ポイント。逆転には届かなかった。

五十嵐カノア Photo:Satoshi Namba

さらに残り1分を切り、優先権はJake Marshall(USA)にあるなか、五十嵐が最後の波をつかんだ。最初のセクションに当て込んでインサイドへ進み、レフトからライトへと方向を変えながら、リフォームした波の最終セクションでエアーリバースをメイク。

大逆転を期待した会場から大歓声が上がったが、スコアは6.13ポイント。必要な得点には届かず、五十嵐の今大会は準優勝で幕を閉じた。

優勝したJake Marshall(USA)にとって、今回がWSLイベントでの初優勝。2021年のUSオープンでは準優勝に終わっていたが、家族や仲間が見守る前で大きなブレークスルーを果たし、チャレンジャーシリーズランキング首位に立った。

五十嵐カノア Photo:Satoshi Namba

五十嵐は2017年、2018年にUSオープンを連覇。今大会では3度目の優勝こそ逃したものの、クォーターファイナルからファイナルまで安定したパフォーマンスを披露し、2027年CT入りを争うチャレンジャーシリーズで大きな準優勝ポイントを獲得した。

女子ファイナルでは、2025年ワールドジュニア選手権の再戦となるSierra Kerr(AUS)と、現ワールドジュニア王者Isla Huppatz(AUS)が対戦。スコアリングウェーブが入らずヒートがリスタートされる難しいコンディションのなか、Sierra Kerr(AUS)が6.50ポイントと6.00ポイントをまとめ、初のチャレンジャーシリーズ(CS)優勝を飾った。

チャレンジャーシリーズ(CS)次戦となる第3戦「Banco do Brasil São Sebastião Pro」は、9月26日から10月3日までブラジル・サンパウロ州で開催される。CTクオリファイを懸けた戦いは、ここからさらに激しさを増していく。

Go!Naminori Japan!

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2026 WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第2戦「Lexus US Open of Surfing」

DAY-6 結果

男子

QF

H-4 五十嵐カノア 1位でラウンドアップ→SF H-2へ

SF

H-2 五十嵐カノア 1位でラウンドアップ→Final へ

Final

五十嵐カノア 2位

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HUNTINGTON BEACH, CALIFORNIA – AUGUST 2: (L-R) Isla Huppatz of Australia, Sierra Kerr of Australia, Jake Marshall of the United States, and Kanoa Igarashi of Japan after surfing in the Final at the Lexus US Open of Surfing on August 2, 2026 at Huntington Beach, California. (Photo by Tommy Pierucki/World Surf League)

WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第2戦「「Lexus US Open of Surfing」大会結果

MEN

優勝 Jake Marshall(USA)

2位 五十嵐カノア(JPN)

3位 Hayden Rodgers()、Griffin Colapinto(USA)

 

2位 五十嵐カノア

25位 西慶司郎 

33位 小林桂、伊東李安琉

49位 大原洋人  

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WOMEN

優勝 Sierra Kerr(AUS)

2位 Isla Huppatz(AUS)

3位  Johanne Defay(FRA)、Sophie McCulloch(AUS)

 

25位 中塩佳那

33位 松岡亜音 

41位 野中美波、都筑有夢路 

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WSL 2026 Men’s Challenger Series Rankings(8/2付)

8位(ー)五十嵐カノア 点 / CT 7,800点

34位(▼10)  伊東李安琉 2,600点

42位(▼1)西慶司郎 2,400点

56位(▼7)小林桂 1,300点

60位(▼13) 大原洋人 1,300点

https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mcs?year=2026

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WSL 2026 Women’s Challenger Series Rankings(8/2付

24位(▼10)  都筑有夢路 3,970点

36位(▼8)  松岡亜音 2,400点

37位(▲3)  中塩佳那 2,400点

42位(▼10)  野中美波 2,350点

44位(▼20)  都築虹帆 1,900点

https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wcs?year=2026

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大会の最新情報、ヒート結果、ライブ配信はWSL公式サイト:worldsurfleague.com をチェック。

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Photo:Satoshi Namba

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